魔法使いの約束『きみに花を、空に魔法を』後編の感想です!

千秋楽……本当にお疲れさまでした。
カテコもすごいよかった……
今回は5月5日に銀河劇場で観劇し、大千秋楽の配信を観た感想です。
舞台前後編は当然ネタバレですし、ゲームのネタバレも考慮してませんのでお気をつけを。
ということで、感想を書かせていただきます!!
会場アナウンス
前編の感想で会場アナウンスについて
私たち観客に、この誰の記憶にも残らない一夜の、証人になってねって作りになってるのでは!?
と書いたんですが、本当にそうでしたね!?
後編は、
- 開演前:ドラモンドさんとクックロビンが、魔法使いたちを心配してるってアナウンス。
- 幕間:ヴィンセントさんの「アーサーから聞きました」。魔法使いたちのために拍手をお願いする。
- 敢えてヴィンセントさんが、今回の事件に対するスタンスを見せないようにしていた(実際には眠っているから見せなかったんでしょうが)。
- 終演後:ヴィンセントさんが「長く眠っていてなにを終演するのかよくわかってない」体で、「悲しく勇ましく美しい不思議な夜の夢」を見ていて、「眠っていた私たちの代わりに皆様の心に何か素敵なものが残っていたのであれば幸い」とアナウンス。
ヴィンセントさんの魔法使いたちへの態度の軟化が、2部に続いていく感じがして、そういう意味でも、敢えてヴィンセントさんにアナウンスしてもらったのかなという気がしました。
まほステはこういうとこまで細かく世界観作ってくれるの、本当に、好き。
特に好きだった場面
幼馴染のデュオ
幼馴染が、めっちゃよかった。
とくにデュオ!
前編でシノとヒースがソロで歌った歌、全然違うメロディだったので、
同じ歌じゃないんだ!?
と思ったんですよ。
物語のつくりから考えれば、後編でデュオがあるだろうと思っていたので、重ねるとデュオになるか、1曲をシノとヒースでパートを分けて1曲にするのかと思っていた。
だから、旋律が全く違ったので、1曲をパートに分ける方にしたのかなーと思っていた。
そしたら、重ねてデュオになる方だった~~!!!!!
今回、他の称号コンピでここまで旋律が違うのはなかったと思うんですけど、ある意味で幼馴染は一番すれ違っている状態からスタートしてるので、前半でソロで全く違う旋律を歌うのも解釈一致だし、
それが最後に重なってこんな美しい場面になるなんて。
それぞれの旋律も歌詞も、シノらしく、ヒースらしい歌で、それが重なるとこんなにかっこよくてきれいな歌になるとは。
何度聞いても泣く……
二人の性格も、心も、すれ違ったままだったのが、
「お互いを失えない」という思いで重なってくのがめっちゃよい……っ
「ヒースクリフ・ブランシェットが命ずる」もかっこいい……。
毅然として美しくて、「貴公子」だった。
ここ、ゲーム読んだときは、厳しい表情で言っているイメージだったのですが、
舞台では「ミノタウロスの首、獲ってこい!」の前にヒースが微笑むのが、すごい。
このボロボロのシノに、微笑みをもって命じられるヒースの強さと、シノへの信頼を見た気がしました。
受けるシノの、いい笑顔……。
ヒースが、シノの背中を押すのもたまらないです。
ミノタウロスに挑みに行くシノを見るヒースも、誇らしい笑顔をしてて……。
幼馴染尊い🙏
私、幼馴染は、ゲームやってた初期の頃興味がなかったんですよ(すみません)。
今はもうどの称号コンビも好き。
中でも愛憎、元相棒、縁ある二人……はすごい関係性が好きで情緒乱されるんですが、
幼馴染は……なんていうんだろう。
まだ十代の、それも性格も生い立ちも正反対の少年が、
本当に、少しずつ少しずつ、傷つけあいながら1部から1.5部、2部、5周年、6周年とお互いを尊重しあう関係を築いていくのが繊細に描かれてて、とても眩しい。
光を反射する湖みたいに、目が離せなくなる。鷲掴みにされる。
2部も二人は試練があるので、この二人の役者さんでどんな演技を見せてもらえるのか、楽しみです。
そしてこの後の、元相棒のデュオもよい。
幼馴染二人の姿に、ネロもブラッドリーも、かつての自分たちを重ねてるはずですが、ネロがシノたちを心配しながらも、すごく嬉しそうな顔してる🥰
ボスの強化魔法でバジリスクを倒した後で、心が相棒だった頃に時間が戻ってるんだろうなってわかる笑顔!
そして、昔に心が戻っているタイミングで、いざという時にちゃんと間に合う男に、ネロは昔も「そうだった」と思い出してるんだろうな……とか勝手に妄想して、元相棒好き、呻きました。
幼馴染はここ以外もよいところがたくさんあって。
ヒースの「本当に怒るよ!」があんまり悲痛で泣いてしまった。
それから、瀕死のシノがヒースに抱えられて意識を取り戻した時。
ヒースの顔に手を伸ばし、両手で頬を挟んで見つめてから、状況を理解して、「どうして戻ってきた!」って怒るところ。
「ヒースは生きていてくれ」と願って戦っていたシノは、朦朧とした意識の中にヒースが見えたとき、思わず手を伸ばしたんだろうな。
ヒースが生きてることに多分、安堵したんじゃないかなって。
それから我に返って、「どうしてここに!」って両手で頬を挟んだんだと思うんですよ。
私は少なくともそう思って、シノのヒースへの深い思いを感じました。
「ヒースに会えて、幸せだった」のところは、リケもとってもよかったんですよね。
シノを後ろから抱え起こして、その手をシノが掴んでて。
そのシノの手が震えてる。
おそらくヒースを失いたくないという恐怖で。
その手に、リケが視線をやって、手が震えてるのに気づく。
外の世界を知らなかったリケは、親しい人がこんなに血まみれになるような姿、見たのは初めてのことだったんじゃないかな。
こんな風に、死の近くにあって、それでもここまで強く願うことがある、というシノの姿は、きっと衝撃だったんじゃないか。
リケはそういう周囲の仲間たちや、出会った人たちから、ものすごく真っすぐにいろんなことを吸収して成長していったんだろうな……と、この時のリケの表情から気づかされました。
魔女の最期
オーレオリン
オーレオリンの最後は、ゲームでは嗚咽が漏れたくらい好きな場面。
アーサーの「そのような者の手を手離していいはずがありません」で、もうえぐえぐしていた。
だって、この台詞が本当にアーサーでしかないんだもん!!><
アーサーのこの真っすぐさ、鳥肌立つ。
ここで幻惑の魔法をかけてあげるファウストは、
きっとアレクと戦っていた時も、こうして手を離さないアレクに対して、こうやって仲間を見送ってあげたんだろうな……。
ファウストの歌声の優しいこと。
中央の男たちの、誠実さ実直さを感じて本当に好きな場面。
オーレオリンもまた、そうやって手を握ってくれたアーサーに、最後に笑顔でお礼を言うのが、中央の魔法使いらしい律義さで、とっても素敵でした。
シアン
シアンは一人だけ、人形になる前ではなくて、人形になってしまった後に、ネロの後ろに立って傘を差し掛けるのが……演出が神過ぎた。
カメラも、シアンのネロへ向ける表情を映してくれてありがとう。
そしてその傘を受け取るのがシャイロックなのも、すごいよい。
ゲーム本編でもシアンの手から落ちた傘を受け取ったのはシャイロックだったので、粋な演出でした。
あと、最後に魔女たちにレクイエムを歌うところで、前に出てきたシアンが、ものすごく素敵な笑顔なのが、救いがあってよかったな。
スカーレット・バイオレット・ビリジアン
スカーレットの最期は、とてもラスティカらしい見送り方。
ゲームはスカーレットが歌うだけなのを、舞台ではラスティカが歌で見送ってあげるのが、よりラスティカらしかった。
これはミュージカルならでだなぁと思って観てました。
バイオレットは、スノウの見送り方はゲーム版の方が好きでした。
ゲーム版は突き放しながらも、慈愛を感じるんですが、
舞台は厳しさを感じました。
でも、私のスノウの解釈的には舞台の方が合ってるかもとも思った。
リヴァイアサンにバイオレットが連れていかれたとき、今まで後方にいたルチルが彼女を助けようと走り出すのもよかった、それを有無を言わさず止めるミスラも。
一番かわいそうなのはビリジアンで、ミチルが必死に手を伸ばすけど、安らかに看取ってあげられないという……うう……
ミノタウロスがビリジアンを攻撃した時、ミチルがすぐに反応して必死に助けようとするんですよね。
そんなミチルを、咄嗟に腕を引っ張って止めようとするヒース。
さらに足をひっぱって(物理)止めるリケの必死さ。
ここはゲームではなかった場面なので舞台だからこそのリアルさがありました。
ビリジアンはかわいそうだったけど、ミチルがあれだけ必死になったことが、手向けになったのかもしれないと、ゲームより救いがあったように思いました。
そして、この魔女たちへのレクイエムの後、
彼女たちの無念が賢者の魔法使いたちに火をつけたように
次のナンバーは皆の心が一つになっていく曲になってる。
この転換、ものすごくはっきり転換してて、結構すきな脚本でした。
わかりやすい!そしてメリハリがよい!
クロエとオーエン
ここのシーンは、1.5部で嫌いな人いないでしょって場面ですが、舞台を観に行った日、周りの席の方、結構みんな泣いてました…。そりゃそうだ!
家族に虐げられて、でもだから誰に対してもそうしてやる!ってなるんじゃなく、
そんな風に人を選んじゃダメだって思うクロエが本当に本当に好き。
クロエをそうやって大切にしてくれたラスティカに、感謝しかない。
恐らく、かつて誰かに置いて行かれたオーエンに、
祈りが「通じたよ」って言葉は、ある意味では残酷なんだけど、
だけど、「祈り」を知らなかったオーエンに「祈り」を教えてあげることは、
過去の小さなオーエンの傷をきっと癒すと思うんですよね。
そして、北のオーエンを、「痛い目に合っていい人なんていない」と他の人たちと同じように扱う西の小さな魔法使いの、矜持。
今のオーエンの心の底にある他者への失望みたいなものが、少しずつ溶けていくきっかけになったシーン。
3次元で見られるとは……🙏
クロエの言う、最初は全然何言ってるのかわからないって顔していたオーエンが、
「そんな人に、選ばれたくないでしょう」
って言葉に、反応するのが観られるのは舞台だからこそで、よかったです。
あと、「ラスティカの弟子だから」ってクロエが泣きながら、それでも笑うのが、めっちゃクロエ!
この言葉がオーエンの心に刺さってしまったんだなって、ものすごい説得力でした。
これを受けて4周年で、オーエンが自分でクロエたちを守ろうとするあの場面に繋がってくのを思うと、4周年も舞台化してほしくなってしまった。
……してくれないかな?2部の後で。何卒🙏
それから、ここに書くのアレなんですが、
死なないでと心配するクロエに、「約束するよ」というラスティカの言い方!
ごくごく自然に、気負いもないのが、ほんとにラスティカだった。
ラスティカの魔力が強いのは、心にいつも欺瞞や迷いがないからなんじゃないかなと思っており、
最初にそれを垣間見たのは、この1.5部のこの約束の場面だったので、それをまさにラスティカ!という言い方してくれたのがとても嬉しかった。
ラストの曲
賢者様の主旋律と、賢者の魔法使いたちの旋律が違う曲、好き。
魔法使いたちは、賢者の魔法使いとして、全員が自覚をもって挑んだ最初の戦い、と言っていいと思う。
そういう誇りを得た賢者の魔法使いたちの歌に、
そんな彼らをみていた賢者様様が花束を手向けるような主旋律が乗るのが、めっちゃ好きでした。
「君の話を聞かせて」
前編のラストの方もこのフレーズ出てきたと思うんですが、その時は、賢者様が賢者の魔法使いたちに向けた言葉だった。
後編では賢者様が魔法使いたちに「だれか、彼らに言ってくれないかな」って、変わっているのが味わい深かったです。
オヴィシウスがターリアに言えていたら結末は違ったかもしれない。
魔法使いは恐ろしいという人間たちが、「君の話を聞かせて」と魔法使いに言ってくれたなら……。
相手を知ろうとする小さな言葉だけど、その小さな言葉が世界を変えてく……。
あと、「英雄に拍手を」の歌詞で、賢者様の後ろでムルが賢者様に拍手してる!
ムルは欠片のムルと賢者のやり取りはしらないんだけど、でもムルはムルなんだなって思わせてくれてニコッとしてしまった。
最後にオーレオリンとアーサーが賢者の後ろ舞台中央で向き合って微笑んでるところがあって、演出がとっても素敵。
シアンとビリジアンも、対バジリスクチーム、対ミノタウロスチームに囲まれて楽しそうにやり取りしてるんですね…送られたレクイエムで安らかに眠れたんだろうと思えるような姿。
舞台だからこそできる救いだったし、救いがあってよかった……。
その他好きだったところ
もう、好きなところが多すぎるので、箇条書きしてきます!w
ミチルがリケに「どうして黙ってたんですか?」と聞かれた場面
フィガロに認めてもらえず自己肯定感を得られず苦しんでいたミチルだったからこそ、嬉しかったんだろうなと言うのもあるけど、ひまわりのエチュードで馬鹿にされたと喧嘩したシノだったからこそ、本当に誇らしかったんだろうな。
でも、シノを置いていくということが、どういう結果をもたらすのか、ミチルはたぶんちゃんと理解できてない、それくらい幼いんだ、とも感じた場面だった。
そんな戦場にこんな幼い少年を立たせなければならない、賢者の魔法使いの選定、本当に鬼ですよね。
スノウがフィガロに「何が道楽じゃ」と叱る場面
最初にミスラに「道楽って言ってましたけど」って言われたとき、スノウがフィガロのこと睨んでて。からの、場面進んで、ルチルの「いくらでもお付き合いしますよ」にスノウがブチ切れる。
ここは1.5部読んだときに、言いたいことはわかるものの、流れがあんまりわからなかった場面だった気がしてます。
なんでスノウが急にここで、こんなことで怒ったんだろうって。
でも、舞台で見てやっとわかった。
𠮟りつけてから「もっと、切なるものじゃろうが」の言い方が、ものすごく切なくて。
その言葉から逃げるように顔をそむけたフィガロに、スノウはずっと親心として、
フィガロの「傷つかないためにふざけてみせる」所をもどかしく思ってたんだなって、北師弟の重ねてきた歳月の重さを感じた。
怒ったくせに、オズの血を媒介にもらったとか、嘘までついてあげるスノウの親心よ……
喧嘩するとこっちが悲鳴上げたくなるくらいギスギスする癖に、なんだかんだで本当にフィガロのこと息子みたいに大事に思ってるんだねってじーんとしてしまった。
そしてこの後、「俺の方がかっこいい」と完全にフィガロの真似してポーズするミスラの可愛さwww
ミスラ箒なんかなくても飛べるのにわざわざ出すのが可愛いったらないwww
賢者様の声がみんなに聞こえるようになる場面
ここ、演出よかった~。
劇場中のいろんな場所に賢者の魔法使いたちがいて、舞台中央の賢者様に向かって呼びかける……。
舞台上に全員いっぺんに出すのは無理なのを、劇場全部を使うことで、
22人全員と賢者が同時につながっている
を、うまく表現できていて、且つ、全員の表情まで見ることができる。
すごい臨場感!!!
しかも、「これ以上皆を傷つけないで」って賢者様のソロの後に、声が届くんですよね。
これも「祈り」じゃん……🥹
さらに一斉に話しかけて混乱してる中、中央でリケが
「助けてください、賢者様! シノが死んじゃう!」
と、必死に叫んで、ミノタウロス戦に場面が変わる。
この辺、演出超好きでした。
幕間後の魔女達の歌とダンス
前編では、幕間後は「ここから魔女たちが総攻撃開始!」って感じでアップテンポの歌とダンスがありました。
後編幕間後は、魔女たちは生贄にされてしまう運命に進んでいくのを表すように
同じナンバーを、今度はバラードで……
「走馬灯だけは鮮やかであれ」とか、歌詞泣いてしまう。
オーレオリンが、バイオレットを助けようと手を伸ばすのとか、切ない。
彼女たちに非なんかなかったのに、救ってあげられないのが本当にかわいそうでしょうがない……
でも最後に悲しさが残るのが1.5部を名作にしてる部分もあるんですが。
でも悲しいんだ……
元相棒の強化魔法
強化魔法ってそんなだったの!?!?!?!
いや、元相棒よ、それはだめだ。
それはあかん!!w
現地で見たとき「へあ!?」って変な声出そうになりましたw
ゲームは確か、空中で箒の上でのやり取りなので、ネロが両手を広げたところに、ボスが短銃撃つイメージでした。
頭抱くのは違う、と思いたい。
けど元相棒好き的にはおいしかったですwありがとうございました🙏
強化魔法後のネロの戦闘、むしろ一部ゆっくりな感じにしてるのかっこよかった!
今までも結構戦闘シーンのネロは素早く動いててかっこよかったので、これ以上を見せるための演出としてスピードを敢えて部分部分を遅くすることで、強くなっているのを表すって、なんか超かっこよかった。
また、この時、光の加減でネロの右目しか見えないのも、その目がガンキマってるのも、バーサクネロって感じでかっこよかった。
この戦闘中に歌うのが愛憎のみなのもいいっすね。
ボスはネロが強いのも情深くて怒りまくってるのも当然のことだから、それにいちいち「ネロすげー!いけー!」みたいな歌はうたわないの、解釈一致でした。
シャイロックのネロへの「無念を晴らしましょう」
ゲームでは傘を手渡して言う場面。
西は苦手だったネロが、このことでシャイロックの人柄に信頼を感じたんだろうなと思わせる、ネロとシャイロックだからこその静かで繊細な心の交流のシーン。
ゲームではネロとシャイロックが、傘の端を握ったことでできた水色のアーチだったのを、舞台はシャイロックが差す傘のアーチ、としてたのかな。
さらに、ゲームでは、そのアーチの下をくぐったムルに「水色のアーチ」って歌わせるのもよかったです。
シャイロックが戦闘中にシアンの傘をさして、ネロの気持ちに寄り添うのを演出するのも素敵。
それによって、シャイロックが、こんなことをしたオヴィシウスへ怒りをにじませているのだとはっきり伝わってきた。
ゲームのシャイロックは落ち着いているので、どちらかというとネロへの同情に感じてたんです。
でも、舞台を観て、「そうだよ、シャイロックは情が深いし彼の美学からしても、こういうのは許せないよな」って改めて気づけた場面でした。
このあと、バジリスクを翻弄するシャイロック様、
側転するの最高じゃない??????最高じゃない?????
バジリスクになりてぇ!!(落ち着け)
からの、ネロがカトラリーを背後のバジリスクにぶっ差して、振り返らずに手で差し込むだけで倒すのかっこよすぎん……?
ネロ・ターナー、ほんと、そういうとこずるい……
ランタンを渡されたリケが「手を握っていて」とミチルにお願いする場面
握ってくれたミチルの手の甲を、自分の頬に流れた涙にあてるのが……なんだろう。
これはどういう意味なんだろう。
でも頭じゃなくて心がぶわってなった仕草でした。
後から考えて、
自分の恐怖を、ミチルに分かち合ってほしいという意志表示だったのかな、と。
私だったら、自分の恐怖を誰かにさらけ出すのは怖い。
誰かに自分の恐怖を背負わせるのも怖い。
でも、リケは、そういうのを恐れないんだな。
誰かと相対する時、リケは自分の心をそのまま相手に渡すことができるんだなって思った。
それって強さだよな、とも。
その後、仲良しのデュオ。
配信の大千秋楽はリケもミチルも、この日で卒業だからだと思うんですが、本当に泣いていて、それを見て号泣してしまった…。
イベストの「旅立つ君へ」を思い出してしまった😭
「人生を費やしてしまった」と泣くオヴィシウス
オヴォシウスが「もうどうでもいい」と泣きわめいてるときに、ターリアが客席から歩いてきて、人形を抱き上げてから、オヴォシウスに手を伸ばす。
でも、触れそうになる直前で、
「こんなものに人生を費やしてしまった」
って嘆き崩れ落ちるオヴォシウスには触れられないまま、ターリアは去っていく。
古城のターリアの心が、オヴォシウスに手を伸ばしてるのに、
オヴォシウスはそうやって最後まで目を背け続けたために、その手に気づかないまま……。
ばっきゃろう!って思ってしまうが、
北の魔法使いは初心だから、「君の話を聞かせて」と言えなかった臆病さも、
「あなたが好きな城になって、あなたを待ちたい」って願いを気づきもしなかったことも、なんかわかるんですよね。
ゲームではひたすら悲しい最後だと思っていたけど、
舞台観て、古城で石になったオヴィシウスは、ある意味では、永遠にターリアと一緒に次元をさまよい続けるということでもあるんだなって気づいた。
そういう意味では、二人の願いは叶った、ともいえるのかもしれない。
以下は本当に箇条書き
- 傷のオーエンを庇いながら戦うカイン
- 魔法を唱える前に、呼吸を整えるところ。ちゃんとアドバイス守ってるのさすが騎士様!これゲームもやってたかしら?とてもエモかった。
- スカーレットがお茶をするっていなくなった後の茨の皆さんの戸惑いっぷりwwwかわいいwww私が舞台を見に行った日は、もっと戸惑っていた気がするww
- カインにアーサーを助けに行きたいから待ってろと言われた傷オーエンの「助けたいの?」の言い方がとてもいい。
- まるでそういう気持ちが理解できるみたいな言い方で、かつてオーエンを置いていった誰かともこんなやり取りをしたんだろうかと思ってしまった。
- この時の自分はかわいそうじゃないのかと縋るオーエンの顔も、本当に泣き出しそうな小さな子供みたいで、胸がぎゅうってなった。
- 対バジリスクでネロがムルに言った「西の高尚な趣味」
- シャイロックが「最悪で最高」なのが好きなのに対して、クロエは「最悪を最高に変える!」なのが、よい~。どちらも西!ですわ。
- 生贄にされるという忠告をオーレオリンに告げるオズの「食われるぞ」が、冷酷そうなのがよき。
- 宝剣を取りにに行った時も、アーサーに巻き付いた茨で出血した時に、茨を睨んだオズの顔が、魔王でしかないのがよかったです。オズとかフィガロとか双子先生は、穏やかだけど、怒りを見せた時の神の逆鱗に触れたみたいな怖さが好きなので、この顔すごくよかった。
- 幕間前、魔女たちを生贄に!ってなった後の、オヴィシウスが魔女たちの糸を切る演出いいですね。
- そしてオヴィシウスの「さあ、役目を果たせ~」で階段上がってくる彼を、下から覗き込むムルの好奇心でキラキラした瞳~~!!!オヴィシウスの心理を探求したくてしょうがないあの顔。間違いなくムルだったw
- 幕間前ラストの階段上のオズ、アーサー、レノ、ファウストが、全員賢者をかばおうとしてるのも、晶君好きとしてはエモくて最高でした。
- この時、センターがオヴィシウスで、この幕間前は、「俺の考える最高の人形劇~!!!」な、完全にオヴィシウスの舞台、オヴィシウスの物語、になってるのがいい!!
- そしてここから幕間後に、生贄にされた魔女たちを見送った賢者と賢者の魔法使いたちが、一丸となって反撃開始!になっていくのが最高
- フィガロがファウストヘ「君もハグが必要?」の返しの「殺すぞ」がドス効きすぎてて、ガチトーンなのが本当に草www
- ファウスト先生は、オズが物理攻撃した時の「え」みたいな声も好きですw
- 瀕死のカインのもとにフィガロが来た場面
- 「俺たちは賢者の魔法使い」ってカインに叩かれた胸を、オーエンが押さえるとこが…よすぎない?この後、「吸って~吐いて~」に繋がるのもいい。歌詞の「誠実に信頼して」は、この時は精霊を、ではなく、二人のお互いへの信頼なんじゃないかと思うと、因縁推しの皆様息してましたか?この時のオーエンがカインと視線が合って笑うのがまた最高…
- リヴァイアサン撃破後、ミスラが魔道具をアーサーに渡しちゃって、スノホワの絵でマナ石よけするのに笑ってしまった。まほステ軽率に魔道具渡しちゃうのホントに面白いw
- ターリアとオヴィシウスのデュオ…ほんっとにターリアに恋していてた時のオヴィシウスの顔が、キラッキラしてて、北の魔法使い純情すぎるのはかわいいよな……。魔女たちにしたことは許せないけど。
- フィガロのメンタルポッシデオwww
- まほステ2章(?だっけ?)でやったやつですね!!和合さんの最後の舞台でもう一回聞けるとは!
- それに対するレノww拍手を手でストップ掛けるのもちょっと面白かったです。そういう観客へのアクションを本番中にやる舞台って初めて見たかもw
- ファウストに撫でられた瞬間のシノの心底嬉しそうな顔!!!かわいいかよ。
- なお、私が観に行った日は、嬉しそうなのを噛み殺して照れ隠しに床けってた気がする。それも可愛かったです。
- 解決後の、五か国平和会議
- オーエンとカインのやり取りの後、カインが去って、オーエンが右目を隠してから微笑んだのはどういう意味なんだろう?意味深でいろいろ考察したくなっちゃう。
- 「ネロォ~」ってもじもじ声かけるボスが解釈違いだったwwwでも可愛いのでヨシ!www
- 「後でみんなをねぎらってやれ」のオズ
- 「それで十分だ」の言い方が本当に慈愛に満ちてて泣いてしまった。
- 賢者様も泣いてて……今回で卒業で、最後の晶としての舞台だからだと思うけど、大切な人たちに「あなたが覚えていてくれれば、それでいい」って言われるその信頼、異邦人の晶にとってはこんなに嬉しい信頼はないよなぁ。
- でも、同時に、この時はまだ、賢者の魔法使いと賢者、という仲だったんだなとも思った。ここから2部、4,5周年と、賢者はもう守られるだけじゃなくて、賢者の魔法使いたちと一緒に戦う者になってくんだなと思うと、感慨深くなった。
カテコ
カテコのご挨拶、こんなん泣かないわけなかろうが!
2部が千秋楽で発表になったからこそ、今回で卒業のメンバーが挨拶ができるという機会が訪れたので、制作の方たちにはそのことに感謝をお伝えしたいです。
役者さんに詳しくないので、基本役名で書かせてもらってます。悪しからず。
真木 晶(賢者):大森夏向さん
ブラッドリー花束渡す前から泣いてるの、それは花束もらった方も泣いちゃうよね、賢者様。
ボス男泣きじゃないか!!
私はボスと賢者様の関係が好きなので、机突っ伏してました。ありがとう。
私を賢者推しに落とした役者さんでした。大森くんの、大空みたいな澄んだ歌声と、ピュアな演技が大好きでした。
寂しいです。
大森くんが晶でよかった。
リケ:新谷聖司さん
花束を渡すカインの「おいで」がまんまカインだった。見守って「うん」「大丈夫」ってうなずいてあげてるオズも、本当にオズだった。
リケの演技、本当に大好きで……ゲーム始めた初期当時はあんまり好きではなかったリケを、今や大好きになったのは、新谷さんのリケのおかげでした。
この方の瑞々しくて、キラキラしたリケが見られたこと、本当に幸せでした🙏ありがとうしかない。
ミチル:弦間哲心さん
拍手してるフィガロがもう、眼差しがお父さんなのよ…。
等身大のミチルみたいに感じてました。
まだ硬いつぼみのような、それがそのままミチルっぽいなと。
前編で箒星のしずくをリケに譲る場面とか、とてもリアルで生々しく感じて。
ミチルは成長の幅も大きいキャラなので、そのまま成長していく様をもっと見たかったな。
フィガロ:和合真一さん
レノの「あなたとは一生一緒にやってくもんだと思っていた」は、ずるいでしょう!
完全に泣かせにきてるwww
というか、花束渡す方から先にコメントすることあるんだww
なんだか本当にレノからフィガロに向けた言葉みたいで、胸がいっぱいになりました。
まさか和合さんが卒業してしまうなんて。フィガロにハマりすぎてて和合さん以外のフィガロが思い浮かべられません。
ひまわりのエチュードを観に行って、ファウストとフィガロの会話で性癖に刺さってゲームを始めた記憶なので、そういう意味で和合さんは私の人生を豊かにしてくれた恩人でした。ありがとうございました!
ホワイト:田口 司さん
花束渡そうとしないスノウと、肩をたたくミスラ…北まほがみんな泣いてる😭
みんな大好きですって、北まほに言った時に、オーエンが泣くのこらえたのがすごく印象的だった。
ご挨拶内容が、一番貫禄ありましたね。
これからカンパニーに入る人を温かく迎えてあげてという言葉に、人柄を感じてほっこりしました。
アーサー:北川尚弥さん
アーサーの挨拶を見つめるオズが、本当にオズの眼差ししてる。
アーサーは、友人にまほステ見せたときに「アーサー、めっちゃアーサーだね!」って言ったのを覚えてますw
決して熟練した役者さんではないと思うんですが、なんだろう、雰囲気とか話し方、たたずまいがアーサーそのままだなって思ってました。
ゲームのアーサーにしゃべり方が似てるとかそういうんじゃなくて、舞台に立ってる時に見せてる魂のあり方みたいのが。
最後にオズに魔道具の本を返したのが、とてもアーサーという役を愛してるんだなと感じた。
最後のシャイロックの挨拶
ジェームス君は、結構クールなイメージだったので、そんな彼が泣きそうになるからこっちもぐっと来てしまった。
彼が泣きそうになった時に、隣のムルが袖をつかんで勇気づけてあげようとしてるのが、なんか、袖掴まれたのたぶんシャイロックは気づいてないんだけど、でも思わず掴んであげたくなったんだなって、その励まし方がムルっぽくて、ぐっときた。
まとめ
舞台化してくださったこと、本当にありがとうございました!!
1.5部大好きだ……。
22人全員大好きになった今見ると、細かいところまで一人一人の気持ちが丁寧に書かれていて本当に素晴らしい作品。
それをとてつもなく大事に舞台に載せて、さらに血肉を通わせていく作り方、作品愛を感じる。
ひたすらに感謝を……。
もう今回はチケット当たらないと思って、最後の最後の最後まであがいて何とか行けて、本当によかった。
素晴らしい夢をありがとうございました!
2部楽しみにしてます!!