※この記事は6周年だけでなく、メインスト・過去イベストのネタバレです。ご注意ください。
6周年、先に全体ではなく推しについて語ってしまう暴挙にでました記事がこちら
(推敲が足りてなくて文章が酷かったので修正しました。申し訳ありません)
今回は。今回こそ、全体感想です!
一番好きだったシーン
まず一番ぐっと来たシーンから。
私はここでした。

6周年は仲良しがとても良かった。
ミチルはムルから知的好奇心の探求について学び、
リケはシャイロックから社交を学んだ。
………すごない?
どっちもその道のプロの方じゃん。
それもプロの中でもトップのお二方よ!?
今回のテーマの1つは「知性」でしたが、この二人が手に入れた知性は、
この先の未来を大きく変えるのでは、そんな予感を抱かせてくれました。
元々賢さと粘り強さを持つミチルが、
今回、知的好奇心の探究を学んだことは、
ものすごい意味を持ちそうじゃないです?
もし、ミチルが、フィガロが近い未来、石になると知ったら、
絶対に回避方法探すと思うんですよ。
ムルから研究に必要なメンタルを伝授されたミチルなら、なにか方法を見つけるのでは……。
↓の記事とはちょっと方向性が違いますが、
フィガロが石になる未来の回避方法を見つけるのが、ミチルの研究によってという可能性がでてきたのではと期待したい。
一方のリケ。
「人々を導きたい」という彼の願いを叶えるためには、
相手に寄り添って相手の話を聞くことや、人から本音を吐露してもらえる振る舞いは、大きな力になるはず。
これができるようになったら、
たとえ教団に戻って司祭様と意見が対立しても、
時間を掛ければ和解できるんじゃないでしょうか?
1部ではあんなに頑なだったリケが、
アーサーに「好きなものを教えてほしい」と言われて、
ソナチネでは迷いがあったものの、
オブリガートで自分の好きなものを自覚し、
そして今、「好きなもの」を自ら意識して見つけるようにまでなった!
……だけじゃなく、リケはその場で実践した。
こういうとこホント中央の魔法使いって感じがして善き。
クランツが涙を流したのは、
リケの「あなたの力になりたいんです」という真摯な思いやりが、
クランツに伝わったからだと思います。
このシーン、
リケのこれまでの変化と、
続いたクランツの心情吐露に感情移入してしまって、うるっときてしまった。
東の国の人が初対面の人にこんな風に本音を話すって、そうそうないことだと思う。
リケの言葉にそれだけの力があったってことだと思うんですよ。
とてもよいシーンだった…
そして、
仲良しの二人と、
それからハイルマンとクランツ、
という二人を通して浮き上がってくる愛憎の関係がまた、
めちゃよかった……愛憎尊い🙏
シャイロックはサービスは知性と違うと言うけど、ムルは知性だという。
「知識だけが知恵じゃない。コミュニケーション、感性も知恵だ。」
ムルはシャイロックの「知性」を尊いものだとわかってるってことですよね。
これは私の想像ですが、
シャイロックの「自己を確立しながら誰かのために言葉や態度を選ぶ」という知性は、ムルが苦手な分野の知性。
だからムルは彼の存在を得難く感じてるのかもしれない、
などと妄想が膨らみました。
ハイルマンのようにムルを利用できる影響力を持っているシャイロックもまた、
ムルの知性を心から愛して敬意を抱いてるんだなと、
まあ前からわかってましたが(笑)改めて噛みしめさせていただきました。
ついでに。
昔のシャイロックとムルは、
口論になるとムルにシャイロックが言い負かされる…
って関係だったようだと、1部などからうかがえますが、
シャイロックって、ひょっとしてそのことコンプレックスになってたりするのかな?
などと思ったり。
6周年を読んだ限りでは、
シャイロックは自分の素晴らしい「知性」を知性だと認識してないってことですよね。
でもムルはそれが「知性」であると思っている。
この誤解が解けたら、愛憎の関係性も変わるのかもしれないなと。
昔のムルは素直じゃないから、
シャイロックが大好きだってこととか、
シャイロックの知性についてとか、
絶対言わない。
だからシャイロックの方が一方的に、鬱屈というか愛と憎しみ両方を抱えることになってしまっていますよね。
……まあシャイロックはその辛さごと愛してそうなので、
このままでもいいのかもしれないが。
全体感想
力で対処できない場面の免疫がない北
記憶アリの北(元含む)が、
軒並み頭おかしくなりそうってなってて、
そうだよね、北みんな短気だもんね!って笑ってしまったwww
他の国の皆は、その場その場で何とかしよう!って頑張っているのに、
北は「も~頭どうにかなりそう~!!」ってなってるの、
さすが今までパワーで解決してきた男達。
魔力で解決できないことにぶち当たったときの弱さよw
どこかで北勢の強さが使えない試練がやってくるだろうと思ってたんですが、
もっと夜に北3が全員瀕死の重傷で、フィガロが魔法使えない!
みたいな事態を覚悟していたので、
想像よりずっとお手柔らかだったので、ほっとしました。
「夜」「記憶喪失」「魔法で治癒できない病気」などなど、その状況を作り出す舞台装置の仕込み、お見事でした👏
閉鎖空間×パンデミック
船上のパンデミックホラー……だと!!!?
『Return of the Obra Dinn』っていう、船上で死んだ人たちの死因をサイコメトリーしていって真相を調査するというゲームが面白いと聞いたことがあって、
それをちょっと思い出しました。
あと、悲劇を延々と繰り返すのが、
『ニルスの不思議な旅』で好きだった話で、類型のお話があって、私はそういうお話がとても好きなので、引き込まれました。
にしても、出だしがわりと怖くて
「え、ホラー!?よ、読めるかな」って不安にはなったw
読んだら全然大丈夫でしたが、
逆に「人間怖い!!!」っていう日本のホラーみたいなオチに辿り着くとは。
そう、今回のラスボスは魔法使いじゃなく、人間でしたね。
それも、魔法使いが最も嫌われている東の国で、本当の黒幕は人間だったと言うお話だったのが印象深かったです。
ハイルマンが、最初どう見てもいい人だったのが本当に怖かった…。
読んでて、もしかして雨の街の惨劇も、同じような原因で起きてるのではと思った。
これでギルドが解散したんでしたっけ?
ギルドを解散させるために人間に仕組まれた可能性あるのでは。
それにしては犠牲者数が多すぎるか……。
もしや3部の導入…?
それから、今回は後日譚がほとんど入ってませんでしたね!
船に乗っていた人たちは事件当夜の記憶がないようですが(感染しなかった人はあるのかな?)、
でもハイルマンが消えてしまったので、
何らかの事件が起き、ハイルマンが犯人だったという話はルーベンタールに理解してもらう必要がある。
魔法使いじゃなく人間が悪かったということを認めてもらわないと、疑われるのは賢者の魔法使いたちになってしまう。
でも、6周年ではそこまで描かれなかった。
これは、3部に続く……になるのでは?
3部にルーベンタール伯爵などがでてくるのでは?
と思ったのですが、どうでしょうか。
ルーベンタールが賢者様に嫌味言ってたように、
そろそろ東とも友好関係築かないと、世界情勢の均衡崩れそうですしね。
賢者様とクランツ
クランツがとても魅力的なキャラクターだったので、
読んでてまじでしんどかった…。
クランツが捕まってしまったところで、
賢者様が彼を助けようと手を伸ばしていたのも印象的だったし、
その後、クランツの「大切な人たちと一緒に帰りたい」という願いに共鳴してしまった賢者様が、記憶がないのに
「彼を救うことはできないんだろうか」って考えて
オルゴールを差し出すのが、
……これが賢者様の本質なんだなと思って、
記憶がある賢者も、ない賢者も、どっちもちゃんと賢者様で、
賢者様推しとしては嬉しくなったシーンでした。
二番目に好きだった(というか驚愕だった)シーン

衝撃すぎて、変な声出た。
その手前のオーエンからお菓子を取るミチルと
取られて「はぁ?石にされたいの?」とぶちキレないオーエンにも、
「えええ~~~~かわっ……歳の近い兄弟かな?!?!?」
て悶絶してたんですが、それが吹き飛んで頭の中一瞬無風地帯になり、
そこからじわじわと押し寄せた感動で全私が泣きました。
オーエン……っ
21人の中で唯一しがらみがなかったオーエンが、
群れの中で生きることを覚えてく……。
4周年で感想書きましたが↓
「僕が守ったんだ」とどこか誇らしげに言ったオーエンが、
6周年では
- カインに魔法を教えてあげ
- ミチルとリケの面倒を見てあげて
- ヒースを攻撃しようとするシノを何とか止めようとし
- 記憶をなくして「家に帰りたい」と願った賢者をフィガロのところに連れていき
- フィガロに「シノとヒースクリフは引き受けてあげる」とごく自然に言って
- 何よりここ…

一瞬、意味わからなかったくらいびっくりした!!!
この後に続いた
「まあ、おまえらは仲良くつるんでればいいんじゃない?その方がおかしくないよ」
という言葉から、
オーエンもまた、シノが記憶を失ってからずっとこの状況に憤ってたことがわかり。
実際、シノがヒースを傷つけるのを止めるために必死に追いかけ回してたもんね。
本当に心配してたんだね、オーエン……
てぇてぇ🙏😭
1部じゃ、交換条件でやっとヒース止めてくれて、
東の祝祭では、ヒースが重症で超ピンチの賢者様とシノを見捨てて消えた、
あのオーエンが!!
……感慨深すぎる。
北3とオズは、若い魔法使い達に対して、
自分が群れのアルファみたいな感覚でいそうですね。
群れの構成員が無事であるように目を光らせて、何かあると飛んでって何とかしてやる…みたいな。
4周年のミスラとかもそんな感じでしたし。
ボスはそれに自覚的に、ミスラは本能的に。
オーエンは感覚的、かな。
シノとヒースの件で「その方がおかしくない」って言ってるのは、
自分の感情に当惑しながらも、それはまずいだろ、っていう直感に従って行動している、と言う感じがします。
6周年は、一番好きなシーンはリケだけど、
私にとってMVPは間違いなくオーエンでした。
チレッタの願い
6周年はミスラもよかった。

世界で2番目に強い魔法使いが、
たった一人の南の魔法使いに忘れられて、魔法が使えなくなる。
「かわいいとこある」なんてフィガロは言ったけど、
可愛いなんてもんじゃないっすわ!!!
北の魔法使いは初心なんだとボスがよく言ってますが、
メンタルに衝撃があった時の自己対処が北は苦手ですよね。
そこがかわいい…。
そして、ミスラ、
今回だけじゃなくて、チレッタが石になった時も同じように感じていたんですね。
ミスラはチレッタと出会ってから、
実は長い間、孤独を知らなかったんだということが、ここでわかり、
そうしたら、チレッタがミスラに約束をさせた理由が、分かった気がしました。
チレッタが、ミスラに約束をさせた理由。
ルチルとミチルのためもあるけど、
チレッタが南で知ったものを、いつかミスラにも知ってほしいと願ったから、
——じゃないかなと思ってたんですが。
ここからは私の想像です。
今回のこのミスラの動揺を見るに、
チレッタは自分が死んだあと、ミスラがこうなることをたぶん察してたではないでしょうか。
死の湖で出会った、自分が孤独であることすら知らない孤独な魔法使いを拾って、
チレッタはミスラに、人といることを教えてしまった。
だけど自分が先に石になる未来がわかって、
世界にまたたった一人になるミスラを想像し、
ミスラにどうしても、なにかを残してやりたかったんじゃないか。
カエルのエチュードで、
約束に振り回される不自由に苛立つミスラに、ルチルは
「不便でも怖くても、あなたの幸福になりたい」
と言った。
チレッタも、南で「幸福な不自由」を知り、
そして、その幸福な不自由は、
例えいつか失って「世界に無視されている」みたいに感じたとしても、
その愛おしい不自由から感じた幸福は、心に残り続ける。
そのことに、ミスラに気づいてほしかったんじゃないだろうか…。
ミスラについては、そんなことを思ったのでした。
幼馴染の変化
ヒースはずっとオーエンの事を「恐い」って
思っているのがとても好きなんですよね。
初期の頃とは全然距離感が違うけれど、
6周年でもちゃんとオーエンのことを「恐い」と言っていて、嬉しくなりました。
例えば、馬を前にして、一定の「恐れ」をもって接するのって正しい恐怖だと思っていて、
ある意味では、それは相手への尊重や敬意だと思うんですよ。
馬に「わ―馬だ!」って死角から急に抱き着いたりしたら
蹴り飛ばされるし、下手したら死ぬ可能性もある
(だからアルプトラウムのクロエ、「生粋の西!」って思ったりしましたw)。
一定の距離を保ったり、相手の機嫌を尊重するのは、
自分と全く異なる、自分より強い生き物と相対するときには、お互いのために必要なもの。
今のヒースのオーエンへの「恐い」はそれだと思うんですよ。
その距離の取り方がとてもヒースらしくて好きなんです。
で、そんなヒースが、
今回、自分以外、東が全員記憶喪失になってしまい、
「俺がしっかりしなきゃ」と頑張ってましたね。
今まではシノがヒースを守る場面が多かったけれど、
今回はヒースが「守るって、約束したんだ」と、
シノに殴られても、粘り強く奮闘してて、
さらには「シノには言わないで」ってオーエンに頼むところ、
幼馴染のそういうとこ、……🙏
でも、成長したのはヒースだけじゃなかった。
というか、むしろシノの成長の方が感動したかも。
今まで、ずっと、ヒースを将軍にするとか、
自分の理想や願いばかりを口にしてきたシノが、

ヒースが何をしたいのかヒアリングしようとし、
その背中を押してましたね!
今までシノがこういう発言したことあったっけ?
なかったように思っていて、このシーンすごく印象的でした。
ヒースは謙虚すぎて、後ろ向きな発言も多いけど、
シノがこうやって、前向きになるように補佐してあげれば、
すごくいい主従、且つ親友になりそう。
そして……これはもしかして、
ヒースがなにか発明をする前振りでは?
2部で、
「離れてても連絡が取れる手段があればいいんだけど」的なことを
ヒースが考える場面があった記憶があり(うろ)、
ヒース、もしかして通信機を発明したりしないか?
とちょっと、期待してるんですよね。
ヒース一人では難しくても、
ムルと共同開発したら、できそうじゃない?
更には、東は魔法科学ではなく、機械工芸が有名だから、
もしかして動力にマナ石を使わない機械をいつか発明したりしてくれないかな……
もしそれができれば、
フィガロが懸念している「魔法使い狩り」が起きるかもしれない問題は解決するじゃん?
もしそうなれば、魔法使いにとっては救世主ですよね。
ヒースは力ではなく、ヒースらしい才能で、世界中から称賛を受ける日が来るのかもしれない。
とか思ったり。
残りは箇条書き
他にもいろいろあるのですが、書ききれないから箇条書きします!(箇条書きとは……という過密文章ですみません)
- ミスラとオズの、エンドレスヴォクスノク、じわったw話しかけてるミスラが「我慢して」とかお母さんみたいなこと言いだしてたのもかわいかったです。
- ファウスト、足痛かったのか。400年ずっと……?痕が残っているだけだと思ってたから痛かったとわかって😣て顔になった……そうか、痛かったのか……。
-
ファウストに「魔法は心で使う」と教えたのはフィガロだったのか!
初期はあんなに嫌ってたのに、教えてもらったことはちゃんとずっと覚えていたんだなと思うと、ファウストそういうとこあるよねって思った😌 - 記憶がなくても変わらないラスティカw若いルチルはともかく、400歳のラスティカが変わらないってすごいことだよなと。思うと同時に、その場その場で、人の名前や、必要な情報を正確に収集して会話を成立させる…まさに貴族が社交界で必要とされるスキルを遺憾なく発揮していてさすが~ってなりました。
- ミスラに指ハート手ハートを教えた賢者様ナイスwりんちのライブいつでも開催できますね!!!
- カインの「何者でなく生きるなら、何者かになって、死にたいよな」は、意外だったかも。この頃のカインはこう考えてたのか……だとしたらこの後、騎士の称号剥奪されたの、見せないだけで相当ショックだったんだろうな。
- 記憶がなくても全然変わらないルチル。しかし、メス握ったところの「えい!」はかわいいけど怖かったwあと、5周年の冒頭の訓練でボスに花びら振りかけた時の「えい!」を思い出しました。思い切りがいいとこ大好きだが、メスはやめなさいw
- レノが本気を出せない&隙をついたとはいえ、あのレノの首、痕がつくほど絞めたんですか、ファウスト様?w
足早くて、声でかくて、こんなにフィジカル強い呪い屋いる!?もう大人しくヒースの斡旋する職業に就こうよww - アーサーの「オズ様と親しくなるには、長い時間が必要だった。これは嘆きではなく、私の誇りだ」この台詞がもうよかった…んだけど、この6周年の後に、まほステの宝剣のエチュードを聞いてて泣いてしまった。それだけ積み上げた信頼と愛情を、手放したオズの愛の深さと、手放すことは寂しいとちゃんと理解しているアーサーの聡明さがめっちゃ尊いですね宝剣エチュ。
- 「キノコ倒してOK」出たとたん速攻攻撃するアーサー、シャイロック、ボスのブチギレっぷりよ。アーサーとシャイロックの、自分の愛するものを冒涜されたときの導火線の短さ大好きです。
- 2部といい、ソナチネといい、ボスは率先して手を汚す役やろうとしますね。カエルのエチュードで見せたように「死」に人一倍真摯な男だからこそ、命を奪うことの重さも常に意識の中にあるんだと思うんですよね。だからこういうとき躊躇がないんじゃないかと。こういうところ好きなのですが、ただ、アイザックの件、とか後々響いてこないか心配だよ。
備忘録 症状の違い
キノコの症状の違いがちょっと気になったので、
自分用の備忘録としてメモしておきます。
- 自分が誰かもわからなくなった勢
- ムル(ハイルマンが狙って奪ったから、たぶん例外)
- ルチル
- ラスティカ
- 賢者
- 自分が誰かはわかるが、記憶がなくなった勢
- スノウ
- オズ
- ファウスト
- シノ
- ネロ
- カイン